インタビュー
未経験から始まったものづくりの仕事
- 3課 2018入社
- 長井恵美
「あの服、テレビで見たよ」――未経験から始まったものづくりの仕事
未経験で入社して、いまは現場の中堅として後輩の育成にも関わっている長井さん。
もともと「手作りのものが好き」というシンプルな動機で縫製の世界に飛び込みました。少しずつ難しい工程をこなせるようになり、自分が縫った服がテレビに映ったときの嬉しさを、いまも覚えていると言います。
未経験から始まって長く続けてこられた理由――現場の温度感と一緒にお話を伺いました。
「いちからものをつくれる」
―― この仕事のいちばんの魅力はどんなところですか?
いちからものづくりができる ―― これがいちばんですね。
もともと手作りのものが好きで、自分の手で何かを形にしたいという気持ちで入りました。仕事として毎日、布から服を作っていけるというのは、ものづくりが好きな人にとっては本当に楽しい仕事だと思います。
―― 印象に残っているお仕事はありますか?
自分が縫った服がテレビに映っていたことがあって。そういう時はやっぱり嬉しいですね。
あとは、友達や親戚に話したときに「あ、そのブランド知ってる」と言ってもらえるとやりがいを感じます。家族にも「これ、私たちが縫ったんだよ」って言える。服ってお店に並んで誰かに着てもらえるところまで含めて完成するものなので、その実感が持てるのはこの仕事ならではかなと思います。

年齢を超えたお菓子を分けあう昼休み
―― 職場の雰囲気を教えてください。
年齢層はけっこう広いんですけど上下関係はほとんどない感じですね。年代を意識しないで話せる職場です。
お昼休みもみんなで集まってお菓子を分けあったりしながら過ごしています。仕事中はそれぞれ集中していますけど、休憩の時間は和気あいあいとしていて、そのバランスがちょうどいいです。
―― 人間関係がいいというのは長く働く理由にもなっていますか?
そう思います。長く続けている人が多い理由を聞かれると、まず人間関係がいいことは大きいです。
それと、「次のことを考えられる」環境というのもあります。今日できなかったことを明日やってみよう、来月はこの工程を覚えたい――そういう小さい目標を自分で持てるんですよ。続けていれば必ずできるようになるので、それが見えていると続けやすい。
未経験で入って最初は本当に何もできないところからスタートしたんですけど、ちょっとずつ難しい仕事ができるようになってきて「ああ、分かってきたな」という瞬間が来るんです。そこからが面白くなりはじめます。
一日の流れ
―― 一日のスケジュールはどんな感じですか?
朝は8:15から全体朝礼で、そのあとラジオ体操をしてから各部門に分かれてもう一度部門の朝礼があります。
部門の朝礼では、その日の目標枚数を確認します。会社全体で「今日はここまでやろう」というのが上から共有されて、それを部門ごとに割り振っていくという流れです。
―― 目標枚数って、現実的な数字ですか?
そうですね。「絶対無理だろう」みたいな数字を出されることはないです。きちんと時間の見込みが立つ範囲で現実的な枚数が設定されます。
だから無理して急ぐというよりは、その日のうちにここまでやろうというのが見えている状態で作業に入れます。気持ち的にも見通しが立っているのは大きいです。
―― 繁忙期と通常期で差はありますか?
2月から3月の学生服のシーズンは、やっぱり忙しくなります。学生服はサイズ展開が細かいので、その分手数がかかるんです。
ただ、年間を通してずっと忙しいというよりは商品によって難易度が変わってくるという感じですね。シンプルなアイテムもあれば、すごく工数がかかる難しいものもある。そのバランスが季節ごとに変わっていく仕事です。
教える側として自分が未経験だった頃を思い出す
―― 未経験から入ってくる方も多いと聞きました。教えるときに気をつけていることは?
私自身が未経験から入ったタイプなので、最初の不安は本当によく分かるんです。
「縫製の経験ないけど大丈夫かな」「ミシン触ったことないけどできるかな」って最初はみんな思います。でも、最初は本当に簡単な作業から始めるので不安に思わなくて大丈夫というのを伝えるようにしています。
私もそうだったんですけど、毎日続けているとできることがちょっとずつ増えていくんですよ。それが自分でも分かるようになると自然と楽しくなってきます。だから、最初の不安な時期を一緒に乗り越えられるように関わりたいなと思っています。

どんな人に来てほしいか
―― これから入ってくる方にメッセージをお願いします。
やる気とものづくりが好きという気持ち。それだけあれば未経験でも全然大丈夫です。
異業種から転職してきた人もたくさん働いていますし、最初は何もできなかった私自身がこうしてやってこれているので。スキルは入ってから身につけられます。
ものを作るのが好きで自分の手で何かを形にしたいと思っている人には、本当におすすめの仕事だと思います。ぜひトライしてほしいです。












